運送や建設の仕事をする人 残業の規則が厳しくなった
日本の法律では、働く時間は1日に8時間、1週間に40時間までと決まっています。それより長く働く残業などの時間は、会社と働く人が認めた場合、1か月に45時間、1年に360時間までです。4月1日から、人や物を運ぶ運送の仕事や建設の仕事をする人も、特別な場合以外はこの規則を守らなければなりません。
運送や建設の仕事をする人は、働く時間が長くて問題になっています。例えば、建設の仕事をする人が2022年に働いた時間は、全部の仕事の平均と比べて330時間ぐらい長くなっていました。
国は、働きすぎで病気になったり亡くなったりする人を少なくしたいと考えています。しかし、運転手などの働く時間が短くなると、運ぶ荷物やバスが少なくなる心配があるため、どうしたらいいか考えなければなりません。
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