輪島市 小学校に入る子どもにやっと制服を渡すことができた

石川県輪島市では、今月8日に小学校と中学校の入学式があります。
1月の地震で、学校で着る制服を売る店も建物などに被害を受けました。このため制服をつくり始めるのが遅くなって、いつもの年より1か月ぐらい遅れて制服を渡しています。

3日、新しく小学校に入る松下茉華さんがお母さんと一緒に店に来ました。茉華さんは新しい制服をもらうとすぐに着て、写真を撮りました。茉華さんは「学校が楽しみです。勉強を頑張りたいです」と話しました。
茉華さんは、地震のあと家族と別れて親戚の家に避難していました。お母さんは「制服を着て成長した娘を見て涙が出そうです。地震に負けないで強く育ってほしいと思います」と話しました。
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