カンヌ映画祭のポスター 黒澤明監督の映画の場面を使う

世界で有名なフランスのカンヌ映画祭が、5月にあります。この映画祭のポスターに、日本の黒澤明監督の映画「八月の狂詩曲」の場面を使ったという発表がありました。

ポスターでは、祖母が4人の孫たちと並んで座っています。そして、5人の上には、映画祭のシンボルのやしの葉が月のように光っています。
発表では、「この映画は、長崎の原爆の被害を受けた祖母が、戦争にならないために愛と誠実な心が大事だと、孫やアメリカ人の親戚に優しく伝えている」と紹介しています。
フランスのニュースでは「ポスターは、中東やウクライナなどで起こっていることを考えて作ったことがわかる」と言っています。そして「世界の人が同じ気持ちになることが大事だと伝えている」と言っています。
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