ピアニストのフジコ・ヘミングさんが亡くなった
ピアニストのフジコ・ヘミングさんが、4月21日に92歳で亡くなりました。
フジコさんは、リストとショパンの曲の演奏で有名です。17歳でピアニストの仕事を始めてヨーロッパなどで活動しましたが、ひどい風邪で耳が全然聞こえなくなったことがありました。このためピアニストの仕事がうまくいかないときもありましたが、1999年に出した「奇蹟のカンパネラ」というアルバムが200万枚以上売れました。そして、世界の有名なオーケストラと一緒に演奏するコンサートなどを開いてきました。
フジコさんは東日本大震災の時には寄付を集めるためのコンサートを開きました。強く生きるフジコさんの温かい演奏は、たくさんの人に人気がありました。90歳を過ぎても活動を続けていましたが、今年3月にがんの診断を受けて治療を受けていました。
Original | Permalink |