小林製薬の「紅麹」の問題 工場で見つかった青カビの写真
小林製薬の「紅麹」が入ったサプリメントを飲んだ人が、腎臓の病気などになって問題になっています。
国や大阪市などが3月から4月に、紅麹の原料をつくっていた大阪の工場を調べると、青カビが見つかりました。
工場の青カビを何日か育てたあとの写真があります。この青カビは、紅麹のサプリメントに入っていた「プベルル酸」をつくる青カビと同じ種類です。国などは、「プベルル酸」が腎臓に悪いことが実験でわかったと言っています。
写真を見た専門家は「珍しい青カビです。工場の周りにあったカビが中に入って、広がったようです」と話しています。
大阪の工場で紅麹の原料をつくっていたのは去年12月までなので、工場を閉めたあとにカビが広がった可能性もあります。大阪市は、カビがいつどのように広がったかなどを調べています。
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