宮城県と福島県 晴れた日が少なくて稲の病気が心配

東北地方の太平洋側などでは7月の終わりごろから曇りや雨の日が続いて、太陽が出ている時間が少なくなっています。8月6日〜15日に太陽が出ている時間は、宮城県仙台市ではいつもの年の10%、福島県福島市では23%でした。
太陽が出ている時間が少ないと、稲は「いもち病」という病気になりやすくなります。この病気になると、茎や葉の色が変わって米ができなくなります。
宮城県と福島県は、農業をしている人たちに「いもち病」についての注意を出しました。稲が病気になっていないかどうかいつもチェックして、病気になっていたらすぐ農薬を使って、病気を広げないでほしいと言っています。
気象庁によると、これからの1週間も曇りや雨の日が続いて、太陽が出ている時間が少ないままになりそうです。
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