小林製薬の「紅麹」の問題 亡くなった76件を調べている
小林製薬の「紅麹」が入ったサプリメントを飲んだ人が腎臓の病気などになって問題になっています。
小林製薬は、5人が亡くなったと3月に発表していました。厚生労働省は6月13日、被害について会社に聞きました。
会社が行った報告によると、家族が亡くなったという相談が170件ありました。この中で、サプリメントを飲んだことがある人が亡くなった76件について、会社は原因などを調べています。3月に発表した5人の中の1人は、サプリメントを飲んでいませんでした。
厚生労働省が会社に聞くまで、会社は相談が大きく増えていることを伝えていませんでした。厚生労働省の武見大臣は「小林製薬はもっと早く報告する必要がありました。とても残念です。会社が行う調査を厚生労働省が管理します」と言いました。
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