長崎県の対馬で38年ぶりにカワウソが見つかる

琉球大学の研究グループは17日、長崎県の対馬に置いていたビデオにカワウソが写っていたと発表しました。日本でカワウソが見つかったのは1979年が最後だったので、38年ぶりです。
環境省が対馬のカワウソのふんを調べると、ふんの中に違うDNAが入っていました。このため、カワウソは2匹いる可能性があります。
ふんから見つかったDNAは、どちらも「ユーラシアカワウソ」のものでした。研究グループは、対馬から50kmの所にある韓国から「ユーラシアカワウソ」が海を渡って来た可能性があると考えています。
研究グループは、「ユーラシアカワウソ」と種類がとても近い「ニホンカワウソ」の可能性もあると言っています。環境省は2012年に、「ニホンカワウソ」はいなくなったと発表しています。
環境省はこれからカワウソが住んでいる所などをさがして、カワウソの種類を調べます。
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