奄美大島 「島の動物を食べるマングースがいなくなった」
鹿児島県の奄美大島では45年前、毒を持っている蛇を少なくするため、マングースという動物を島に持ってきました。しかしマングースが、島にいる珍しい動物のアマミノクロウサギなどを食べることが増えました。このため、環境省は20年ぐらい前からマングースを捕まえてきました。
マングースは、いちばん多いとき1万匹ぐらいいました。しかし、最近は6年以上捕まっていません。島の580ぐらいの場所に置いたカメラにも写っていません。
このため、環境省は3日、奄美大島からマングースがいなくなったと発表しました。
環境省は、奄美大島のように広い島で、多くなったマングースがいなくなったことは、今まで世界でほとんどなかったと話しています。
Original | Permalink |