富山県 ベニズワイガニの漁がいつもより遅く始まった
ベニズワイガニというカニの漁は、富山湾でいつもの年は9月1日に始まりますが、今年は10日からになりました。とても暑くて、とれたカニが悪くなる心配があるため、漁を始めるのが遅くなりました。
富山県射水市の港には10日、きれいな赤いベニズワイガニ1900匹ぐらいが集まりました。今年初めてとれたカニで、いつもの年と同じぐらいの数でした。
能登半島地震が起こった今年1月から5月までに、富山県でとれたベニズワイガニは少なくなって、去年の70%ぐらいでした。漁の仕事をしている人は「地震のあと頑張ってきました。ベニズワイガニを食べに富山県に来てほしいです」と話しました。
富山湾のベニズワイガニの漁は、冬ごろ盛んになって、来年の5月中旬ごろまで続きます。
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