「介護福祉士」の試験 働いている人も受けやすくする
国によると、お年寄りなど介護が必要な人は増え続けています。しかし、国が行う「介護福祉士」の試験を受ける人は、4年の間で1万人ぐらい少なくなりました。国は、介護の仕事をする人をもっと多くしなければならないと考えています。
試験を受ける人の80%以上が、働きながら試験の勉強をしています。働いている人でも試験を受けやすくするために、厚生労働省の専門家は11日、試験のやり方を新しくすることを決めました。
1年に1回ある試験を、3つのパートに分けます。1回で3つのパートに合格しなくても、そのあと2年の間に残ったパートに合格したら介護福祉士になることができます。専門家は、1回で合格しなかった人も試験をまた受けようという気持ちになってもらえると考えています。
新しい試験は、2025年度から始まる予定です。
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