裁判所「アフガニスタン難民の子どもに日本の国籍を認める」
アフガニスタン出身で難民の両親が、子どもを日本の国籍にしてほしいと裁判所に言っていました。この子どもは、2022年11月に愛知県で生まれました。
名古屋高等裁判所は11日、この子どもを日本の国籍にすることを認めると言いました。裁判所は「タリバンは国をつくったと言っているが、日本や世界は国と認めていません。子どもが生まれたとき、アフガニスタンは国ではなかったと考えることができます」と言って、両親に国籍がなかったことを認めました。
日本の法律では、父と母に国籍がない場合、日本で生まれた子どもを日本の国民にすると決まっています。
両親の弁護士は「このような子どもに日本の国籍が認められたのは初めてだと思います」と話しています。
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