イグ・ノーベル賞 「豚がお尻で呼吸」
「イグ・ノーベル賞」は、アメリカの科学雑誌が1991年から面白い研究を選んで贈っている賞です。
今年は、日本の大学で教授をしている武部貴則さんたちの研究チームが選ばれました。
研究チームは、呼吸することが難しくなった豚などの動物のお尻から、濃い酸素が入っている液体を入れる実験をしました。その結果、どの動物でも血液の中の酸素が増えて、特に豚は呼吸がよくなりました。この研究を選んだ人は「多くの哺乳類にお尻で呼吸する力があるということがわかりました」と言っています。
武部さんは「変なことをしていても大丈夫だと言ってもらった気持ちです。これからも人と違うことを考えて研究していきたいです」と話しました。
日本人は18年続けてこの賞をもらっています。
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