北朝鮮に拉致された人の家族「ゆっくり考えている時間はない」

22年前の9月17日、北朝鮮が日本人を拉致したことを認めました。そのあと、拉致されていた5人が日本に帰ってきました。しかし、まだ帰ることができない人がいます。日本の政府は、今も12人が北朝鮮に拉致されたままだと言っています。

22年の間に、拉致された人の親が8人亡くなりました。今も待っている親は、2人だけです。拉致された横田めぐみさんのお母さんは、88歳です。有本恵子さんのお父さんは96歳です。
横田めぐみさんの弟の拓也さんは「2人の親は、今日は元気です。しかし、明日倒れてしまうかもしれません。ゆっくり考えている時間はありません。政治家の皆さんに頑張ってほしいです」と話しました。
そして、勇気を出して問題を解決してほしいと北朝鮮に言いました。
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