「戦争のとき83人が自殺した所だと知らなかった」

沖縄県の読谷村には「チビチリガマ」という大きくて深い穴があります。太平洋戦争の終わりごろ、読谷村の人たちがこの穴の中に逃げたあと自殺して、83人が亡くなりました。
チビチリガマで12日、穴の中にあった折り紙の鶴や亡くなった人の物が壊されているのが見つかりました。折り紙の鶴は、亡くなった人のために祈って作った物です。警察は、沖縄県に住んでいる16歳〜19歳の少年4人を逮捕しました。
警察によると、少年のほとんどが「遊びでやった」とか、戦争のときこの穴で何があったかについて「よく知らなかった」などと話しています。
チビチリガマで亡くなった人の家族は「平和の大切さをどうやって若い人に教えていくか、考えなければならないと思います」と話しています。
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