Stories on 2021-10-21
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「赤あか ちゃんがパンを食た べ終お わるまで大人おとな は見み ていてください」
国民生活こくみんせいかつ センターによると、去年きょねん 3月がつ 、沖縄県おきなわけん で10か月げつ の赤あか ちゃんが、のどに小ちい さなパンが詰つ まって息いき ができなくなって亡な くなりました。ほかにもパンがのどに詰つ まってしまった赤あか ちゃんがいました。
このパンは縦たて と横よこ が3cmの大おお きさで、大阪おおさか の会社かいしゃ が作つく りました。パンの袋ふくろ には、必かなら ず大人おとな が気き をつけて見み ているように書か いてありました。亡な くなった赤あか ちゃんは、大人おとな が見み ていないときに、1つ全部ぜんぶ を口くち の中なか に入い れたようです。
国民生活こくみんせいかつ センターは「1歳さい ぐらいの赤あか ちゃんが食た べるときは、大人おとな が食た べて固かた さをチェックしてください。そして、食た べ終お わるまで大人おとな が見み ていてください」と言い っています。
パンを作つく った会社かいしゃ は「本当ほんとう に申もう し訳わけ ありません。気き をつけることを袋ふくろ にわかりやすく書か くようにします」と言い っています。
電気でんき で動うご く車くるま いすや自転車じてんしゃ お年寄としよ りが使つか いやすくする
車くるま いすの会社かいしゃ のWHILLは、電気でんき で動うご いて、軽かる くて運はこ びやすい車くるま いすを作つく りました。重おも さは27kgで、今いま までの半分はんぶん ぐらいになりました。簡単かんたん に畳たた んで小ちい さくすることができます。会社かいしゃ の人ひと は「お客きゃく さんが、玄関げんかん に置お きたいとかタクシーにのせたいと言い っていたので、小ちい さくて軽かる い車くるま いすを作つく りました」と話はな しています。
自転車じてんしゃ を売う っているあさひは、電気でんき で動うご いて、お年寄としよ りが運転うんてん しやすい自転車じてんしゃ を作つく りました。この自転車じてんしゃ は、コンピューターを使つか って、ペダルを強つよ く踏ふ んでも急きゅう にスピードが出で ないようになっています。ゆっくり走はし っても倒たお れにくいように、重心じゅうしん も低ひく くしました。
熊本県くまもとけん の阿蘇あそ 山さん で噴火ふんか 山やま の近ちか くに行い かないで
熊本県くまもとけん の阿蘇あそ 山さん で20日はつか の昼ひる ごろ、噴火ふんか がありました。噴火口ふんかこう から煙けむり が高たか く上あ がって、とても熱あつ い灰はい が1kmぐらい流なが れました。
熊本県くまもとけん によると、阿蘇あそ 山さん に登のぼ っていた16人にん はみんな山やま を下お りて、けがはありませんでした。
阿蘇あそ 山さん の周まわ りの阿蘇市あそし 、高森町たかもりまち 、山都町やまとちょう 、山やま から20km以上いじょう の宮崎県みやざきけん では灰はい が降ふ りました。
気象庁きしょうちょう は「噴火口ふんかこう から2kmぐらいの所ところ までは、飛と んでくる石いし や流なが れてくる熱あつ い灰はい に気き をつけてください。市し や町まち からの情報じょうほう を調しら べて、危険きけん な所ところ に行い かないでください」と言い っています。そして、「阿蘇あそ 山さん ではこのような噴火ふんか が今いま までに何なん 度ど もありました。このあとも噴火ふんか があるかもしれないので、気き をつけてください」と言い っています。
山やま を登のぼ るときなどに使つか う4つの物もの が災害さいがい のときに役やく に立た つ
地震じしん などの災害さいがい で避難ひなん するときに、山やま を登のぼ るときなどに使つか う物もの が役やく に立た ちます。日本にっぽん 赤十字せきじゅうじ 秋田あきた 短期たんき 大学だいがく の及川おいかわ 真一しんいち さんによると、例たと えば次つぎ のような物もの です。
1つ目め は、頭あたま に付つ けるライトです。歩ある きにくいところでも、両方りょうほう の手て に何なに も持も たないで安全あんぜん に歩ある くことができます。
2つ目め は、山やま に登のぼ るための靴くつ です。靴くつ の底そこ が厚あつ くて水みず を防ふせ ぐため、危あぶ ない道みち やぬれた道みち を歩ある くときに足あし を守まも ります。
3つ目め は、ぬれにくくて乾かわ きやすい上着うわぎ です。寒さむ さや雨あめ などから体からだ を守まも ります。
4つ目め は、安全あんぜん に荷物にもつ を運はこ ぶことができるリュックサックです。2枚まい 重かさ ねたビニールの袋ふくろ を一緒いっしょ に使つか って、避難ひなん した場所ばしょ で水みず を運はこ ぶこともできます。
及川おいかわ さんは「キャンプなどの不便ふべん な経験けいけん をして、何なに が災害さいがい に役やく に立た つか知し ってほしいです」と言い っています。