ローマ法王「原爆が落ちた長崎の男の子の写真を配って」

1945年8月9日に長崎に原爆が落とされたとき、アメリカのカメラマンが撮った男の子の写真があります。カトリック教会のローマ法王は1月1日から、この男の子の写真を使ったカードを配るように言いました。1月1日は、カトリック教会が「世界平和の日」と決めた日です。
亡くなった弟を背負って、まっすぐ立っている男の子の写真は「焼き場に立つ少年」と呼ばれています。カードには「男の子は、亡くなった弟の火葬の順番を待っている。強くかんだ唇から少し血が出ていて、男の子の悲しさが表れている」と書いてあります。そして「これが戦争の結果だ」というローマ法王のメッセージが書いてあります。
ローマ法王は、今までも「人間は広島や長崎から何も学んでいない」などと言って、核兵器に反対してきました。
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