東京都 子どもがいる家庭の約20%が生活に困っている

東京都は去年、墨田区、豊島区、調布市、日野市に住む小学校5年生、中学校2年生、高校2年生の子どもがいる家庭の生活について調べました。約2万の家庭のうち、42%がアンケートに答えました。
その結果、水道代や電気代などを払うことができなかったり、子どもを旅行や塾に行かせることができなかったりした家庭が、約20%ありました。
特に生活に困っている家庭では、食事が1日に2回だけと答えた高校生の割合が、それ以外の家庭より10ポイント以上高くなりました。自分の家に宿題ができる場所がないと答えた小学生の割合も、それ以外の家庭より9ポイント以上高くなりました。
首都大学東京の阿部彩さんは「生活に困っている家庭の子どもは、生活の全部が大変です。子どもの将来のために、親を助ける必要があります」と話しています。
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