歯ブラシでけがをする小さな子どもが多い

東京都によると、歯ブラシでけがをして救急車で運ばれた子どもは、5年で337人いました。けがをした子どもの年は1歳が48%、2歳が31%でした。
けがをした原因は、「歯ブラシを口に入れて歩いたり走ったりして転んだ」が60%でした。そのほか、「歯ブラシを口に入れて人や物にぶつかった」が20%、「歯ブラシを口に入れていすや台から落ちた」が12%でした。
東京都は、けがをなくすためにどうしたらいいか、医者や歯ブラシを作っている会社の人などと一緒に考えました。
その結果、先が柔らかくて曲がりやすい歯ブラシや、口の奥まで入らない歯ブラシを作るように会社に言いました。そして、小さな子どもが歯を磨くときは床に座って歯ブラシを使うように、大人が見ていてほしいと言っています。
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