「台湾という名前でオリンピックに出たい」来月投票を行う
台湾はオリンピックなどに出るとき、「台湾」ではなくて「チャイニーズ・タイペイ」という呼び方を使っています。この呼び方は1981年にIOCとの話し合いで決まりました。台湾を中国の一部だと言っている中国も、この呼び方を認めています。
しかし、台湾では、「台湾」という名前でオリンピックなどに出たいという意見があります。台湾の中央選挙委員会は9日、住んでいる人たちにこの意見に賛成か反対か聞く投票を行うことになったと言いました。投票は11月24日に行うことになりそうです。
中国は今まで、呼び方を変えることは約束を破ることだと言って怒っていました。このため、来年、台湾で開く予定だったスポーツの国際大会も中止になりました。台湾で投票を行うことが決まったため、中国はもっと怒るかもしれません。
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