保険会社が人工衛星の写真を使って雨の被害を調べる
台風やたくさんの雨で家などに水が入ったとき、保険会社はその家などへ行って、どのくらい被害があったか調べています。このため、被害があった家などが保険のお金をもらうまでに1か月以上かかることがあります。
保険会社の東京海上日動は、被害をできるだけ早く調べるために、人工衛星が撮った写真を使うことにしました。被害があった場所の地面の高さや水の流れ方などのデータも一緒に使って、家などに入った水の深さをコンピューターのAIが自動で計算します。AIの計算で水の深さが45cm以上になった場合は、会社の人が調べに行かなくても、数日で保険のお金をもらうことができるようになります。
日本の保険会社が人工衛星の写真を使うのは初めてです。
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