栃木県にある男体山が「活火山」になる予定

火山の専門家などのグループの火山噴火予知連絡会は、約1万年前から今までに噴火した火山を「活火山」と決めています。
栃木県日光市にある高さ2486mの男体山は、1万7000年ぐらい前に最後に噴火したと考えられていたため、活火山ではありませんでした。
富山大学大学院の研究グループが男体山を調べると、頂上の火口の周りに灰などが積もっている所がありました。その中で炭になった木が、7000年ぐらい前の物だとわかりました。
研究グループは、7000年ぐらい前に噴火したと考えることができるという論文を書きました。このため火山噴火予知連絡会は、男体山は活火山だと新しく6月に決めることにしました。日本の活火山は111になります。
研究グループによると、男体山は今は静かな状態が続いています。
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