携帯電話を使いながら運転 亡くなる事故の割合が2倍高い
警察庁によると、携帯電話などを使いながら車を運転する「ながら運転」が原因の交通事故が、去年2790件ありました。事故は、携帯電話で話したり、メールやカーナビの画面を見たりしながら運転しているときに起こっています。スマートフォンを使う人が増えたため、10年の間で2倍以上に増えました。
「ながら運転」が原因で人が亡くなった事故は42件ありました。人が亡くなった事故の割合は、「ながら運転」以外が原因のときより2倍も高くなっています。
「ながら運転」をすると、危険に気がついて、スピードを下げたり車を止めたりすることが遅くなります。そして車のスピードが十分に下がらないまま事故になってしまうことが多いと警察庁は考えています。
警察庁は、今開いている国会に「ながら運転」の罰を厳しくした法律の案を出す予定です。
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