体に重い障害がある議員の木村さんが初めて国会で質問する
今年の夏に参議院の議員になった木村英子さんが、国会で初めて政府に質問しました。木村さんは体に重い障害があって、大きな車いすを使っています。国会は部屋を直して、大きな車いすに乗ったまま出席できるようにしました。
木村さんは声が出しにくくなるときがあるため、口の近くまで動かすことができるマイクを使いました。秘書たちがそばにいて、手伝いました。木村さんは「災害のときみんなが避難する場所に、車いすの人が利用できるトイレを増やしてください」と言いました。政府は「考えます」と答えました。
質問が終わったあと木村さんは「私のように障害がある人たちが困っていることをどうしたらわかりやすく伝えることができるか、よく考えて話しました」と話しました。
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