今年の本屋大賞は恩田陸さんの小説「蜜蜂と遠雷」

本を売る店の店員たちがいちばん売りたい本を選んで、2004年から毎年「本屋大賞」を決めています。この賞をもらった本はよく売れて、映画やテレビのドラマにもなっています。
今年は446の店の店員が選んだ本の中で、恩田陸さんの小説「蜜蜂と遠雷」がこの賞をもらいました。この小説は、日本の地方の町で行うピアノの国際コンクールで、若い人たちが頑張る話です。文章にしにくい音楽や才能をテーマにして上手に書いたという理由で、今年1月には有名な文学賞の「直木賞」をもらっています。
恩田さんは、2005年にも「夜のピクニック」という小説で本屋大賞をもらっています。この賞を2回もらった人は初めてです。
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