Single Story

New: Download all stories of January 2020 as EPUB

雪ゆきが少すくない今年ことしも新潟県にいがたけん十日町市とおかまちしで「むこ投なげ」を行おこなう

Story illustration

新潟県にいがたけん十日町市とおかまちしでは、300年ねんぐらい前まえから「むこ投なげ」という行事ぎょうじを毎年まいとし行おこなっています。

昔むかし、このまちの女性じょせいが別べつのまちの男性だんせいと結婚けっこんしたことが悔くやしくて、男性だんせいたちが結婚けっこんしたばかりの婿むこを雪ゆきの中なかに投なげました。このことからむこ投なげが始はじまったと言いわれています。今いまは結婚けっこんしたばかりの夫婦ふうふをお祝いわいする行事ぎょうじになっています。

しかし今年ことしは雪ゆきが少すくなくて、むこ投なげを行おこなう15日にちに積つもった雪ゆきの高たかさは16cmだけでした。このため、まちの人ひとたちが2日ふつかぐらい雪ゆきを集あつめて、雪ゆきの深ふかさが40cmの坂さかをつくりました。

今年ことしは2組くみの夫婦ふうふが参加さんかしました。まちの人ひとたちが婿むこを持もち上あげて、高たかさ5mぐらいの所ところから1人ひとりずつ投なげました。婿むこは雪ゆきの坂さかを転ころがって落おちていきました。下したで待まっていた妻つまは、婿むこの体からだについた雪ゆきを優やさしく取とりながら「みなさんのおかげでむこ投なげができて本当ほんとうによかったです」と喜よろこんでいました。