豊洲市場 地下の水から国の基準の79倍のベンゼンが見つかる
魚や野菜などを売っている東京都の築地市場は、豊洲市場に引っ越す予定です。しかし、新しくつくった豊洲市場の地下の水から体に悪い物質が見つかったため、いつ引っ越すかわからなくなっています。
東京都は、去年11月〜12月に豊洲市場の地下の水をまた調べました。そして14日、約70の場所から体に悪い物質が見つかったと発表しました。ベンゼンという物質は、国が決めた基準の79倍入っていた場所もありました。水の中に入っていてはいけないシアンという物質も見つかりました。
専門家はこれからも地下の水を調べる必要があると言っています。東京都の小池知事は、引っ越す問題についてどうするか今年の夏ごろに決めたいと言っていましたが、もっと遅くなる可能性があります。
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