中国 学生や市民に軍が銃を撃った「天安門事件」から32年
1989年6月4日、中国の北京で起こった「天安門事件」から32年になりました。民主的な国にしたいと言って天安門広場に集まった学生や市民に、軍が銃を撃ちました。たくさんの人が亡くなって、学生や市民は意見を言うことができなくなりました。
中国の政府は、軍がしたことは正しかったと考えています。政府が情報を厳しくチェックしているため、事件のことをみんなの前で話すことができません。
4日の朝、天安門広場にはたくさんの人が観光に来ていました。周りには大勢の警官がいて、広場に行く人を止めて質問したり、荷物を調べたりしていました。
中国では、政府の責任について話すことはできません。来月、中国共産党ができてから100年になるため、政府を悪く言わないように厳しくチェックしています。
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