21世紀の終わりに日本の気温は4.5℃高くなる可能性
気象庁は、21世紀の終わりに日本の気温などがどうなるか、コンピューターで計算をしました。
この計算によると、今のまま地球の気温が上がっていった場合、1年の平均の気温は20世紀の終わりより4.5℃高くなる可能性があります。
北日本で4.8℃~4.9℃、東日本で4.3℃~4.5℃、西日本で4.1℃、沖縄・奄美で3.3℃高くなりそうです。東京都の中心の平均の気温は19.7℃で、今の鹿児島県の屋久島と同じぐらいになる可能性があります。
気温が35℃以上になる日は1年に20日~50日ぐらい増えそうです。1時間に50mm以上の雨が降る回数も平均で2倍以上に増えそうです。
気象庁は「今のままだと、熱中症になる人が多くなったり強い雨がたくさん降ったりする可能性が高くなります。どうしたらいいか考えていかなければなりません」と話しています。
Original | Permalink |