小学校のプールでサンショウウオがたくさん見つかる

サンショウウオの仲間で体が小さいカスミサンショウウオは、西日本の川などに住んでいます。最近は数が少なくなっていて、将来いなくなる心配があります。
このカスミサンショウウオが、佐賀県唐津市にある名護屋小学校のプールで見つかりました。25日、冬の間プールに入っていた水を出したら、体の長さが3cm〜5cmぐらいの子どものカスミサンショウウオがたくさんいました。小学生たちが100匹ぐらい捕まえました。
専門家は「近くに住んでいるカスミサンショウウオがプールに卵を産んだのだと思います」と言っています。
小学校は捕まえたカスミサンショウウオを2週間ぐらい育てたあと、近くの山にある川などに放す予定です。6年生の女の子は「自分の学校に珍しい動物がいて、うれしいです」と話していました。
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