6世紀に建てられた奈良県の飛鳥寺から14個の真珠
奈良県明日香村にある飛鳥寺は、6世紀の終わりごろに建てられた古い寺です。60年ぐらい前に飛鳥寺を調べたとき、ガラスの玉と一緒に直径2mmぐらいの丸い形の物が14個見つかりました。
丸い形の物は、何でできているかわかっていませんでした。奈良文化財研究所がX線などを使って調べると、真珠だったことがわかりました。
仏教では、真珠は7つの宝の1つで、金や銀と同じように大切にされてきました。奈良文化財研究所は、飛鳥寺で見つかった真珠は、日本の寺で見つかった真珠の中ではいちばん古いと言っています。
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