ロシア語の「はだしのゲン」 平和について考えてほしい
漫画「はだしのゲン」は、原爆が落とされた広島で一生懸命生きていく男の子の話です。50年前に本が出てから今までに世界の24のことばに翻訳されました。戦争や核兵器の怖さを伝えています。
この漫画をロシア語に翻訳したのは、金沢市の浅妻南海江さんという女性です。1994年から7年ぐらいかかって翻訳しました。
今、ロシアがウクライナを攻撃して、核兵器を使うかもしれないという心配があります。80歳の浅妻さんは、世界のみんなにゲンのことばを聞いてほしいと思っています。
浅妻さんは「ロシア語が戦争をするための言葉に使われていて、とても残念です。『はだしのゲン』を読んで、平和について考える人が多くなってほしいです」と話しています。
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