働き過ぎで社員が自殺した電通 裁判を開くことが決まる
2015年、広告会社の「電通」の社員で24歳だった高橋まつりさんが、働き過ぎで自殺しました。検察庁は、法律に違反して社員を長い時間働かせていたため、電通に罰金を払わせたほうがいいと言いました。そして、普通の裁判は開かないで、書類だけで電通が法律に違反していたかどうか調べたいと裁判所に言っていました。
しかし、東京簡易裁判所は12日、書類だけで調べるのは十分ではないと言って、裁判を開くことを決めました。
高橋まつりさんの母親は「電通では、働き過ぎで亡くなった社員がほかにもいます。そのこともよく考えていい裁判をしてほしいと思います」と言っています。
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