長崎県 世界でいちばん北にあるさんご礁が白くなる
長崎県の対馬の海のさんご礁は、世界でいちばん北にあります。国立環境研究所などが去年12月、このさんご礁を調べると、30%のさんごが白くなっていることが初めてわかりました。水の温度が30°C以上の日が続くと、さんごの中の植物プランクトンがいなくなって、さんごが白くなって死ぬ可能性が高くなります。
国立環境研究所によると、対馬の近くでは去年の7月と8月、海の水の温度が30°C以上の日が続きました。
国立環境研究所は、「いつもは水の温度が低い北の海でさんごが白くなっていたので驚いています。海の水の温度が高い日が続くと、さんごが住む場所が少なくなる可能性があります」と話しています。
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