地震で被害を受けた輪島市の高校 東京で入学式
石川県輪島市にある日本航空高校石川と日本航空大学校石川は、能登半島地震で被害を受けました。このため2つの学校は4月から、東京の青梅市にある大学の建物を借りて授業をしています。
青梅市で5月6日、2つの学校の入学式がありました。いつもの年より1か月ぐらい遅れて、約340人が入学しました。式では、1年生の代表が「よく勉強して、立派に航空の仕事ができるようになることを誓います」と言いました。
輪島市にある学校の建物は今、地震で壊れたまちを直す工事をする人たちが使っています。学校は、生徒たちがいつ輪島市に戻ることができるかわからないと言っています。生徒たちは青梅市の寮で生活しながら勉強します。
高校に入学した生徒は「地震が起こってから、みんなに助けてもらっていると感じています」と話していました。
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