いじめの問題を相談できる弁護士を国が学校に派遣する

いじめの問題が起こったとき、学校が最初に調査をすると法律で決まっています。しかし、学校が調査をするとき、子どもの親などとトラブルになることが増えています。裁判になったことも5年で20件以上ありました。
国は、いじめの調査をするときに、学校や親などが相談できる弁護士を派遣する制度を来年の春から始めたいと考えています。
大阪府では、4年前から同じような制度を行っています。大阪府によると、今までに500件ぐらいの相談がありました。
大阪府の学校で仕事をしている弁護士は「学校は、どうやっていじめの調査をしたらいいかわからなくて困っています。弁護士は法律のアドバイスをして手伝うことができます」と言っています。そして、学校で仕事をする弁護士は教育や福祉について勉強する必要があると話しました。
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