海の深さ8178mの所を泳ぐ魚をカメラで撮る

海の深い所では水の圧力が強いため、魚がいるのは深さ8200mまでだと考えられています。これを確かめるため、海洋研究開発機構とNHKは今年5月、太平洋のマリアナ海溝で、深さ8178mまでカメラを降ろしました。とてもきれいに写すことができる4Kカメラを使いました。
17時間半が過ぎたころ、魚が1匹カメラに映りました。この魚はシンカイクサウオという魚の仲間のようです。体の長さは20cmぐらいで、色は白です。頭のほうが大きくて、ゆっくり泳ぎます。
これは海の最も深い所にいる魚をカメラで撮った記録になりました。
海洋研究開発機構の専門家は「本当に魚がいて、とてもうれしいです。これから海のとても深い所にいる魚をもっと研究したいと思います」と話しています。
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