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1000ねん以上いじょうまえさら和歌わかがひらがなでいてあった

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山梨県やまなしけん甲州市こうしゅうしにある「ケカチ遺跡いせき」は、1000ねん以上いじょうまえひとんでいたところです。この遺跡いせきから去年きょねんがつつちいてつくったさらつかりました。直径ちょっけい12cmのさらには和歌わかがひらがなでいてあって、歴史れきし日本語にほんご専門家せんもんか調しらべていました。

山梨県立博物館やまなしけんりつはくぶつかん平川ひらかわみなみ館長かんちょうによると、和歌わかなかには「しけいと」といういとあらわすことばがありました。ほそいとのようにれそうなひとひと関係かんけいおもってつくった和歌わかだろうとっています。

日本にっぽんでは、中国ちゅうごく漢字かんじかたちえてひらがなをつくって、10世紀せいきごろからひらがなを使つかうようになったとわれています。

平川ひらかわ館長かんちょうは「ひらがながいつごろできたかがわかる大事だいじ発見はっけんです。山梨県やまなしけんつかりましたから、地方ちほうにもひらがなの文化ぶんかひろがっていたことがわかります」とはなしています。