オリンピックに出たシリアの難民の女性「難民を助けて」

19歳のユスラ・マルディニさんはおととし、国の中で戦争が続いているシリアから、船でヨーロッパに逃げようとしました。しかし途中で船が壊れたため、泳いで海を渡ったりして、ドイツに着きました。
マルディニさんは去年リオデジャネイロで行ったオリンピックに、難民の選手のチームから出ました。マルディニさんは水泳の100mバタフライなどに出ました。
NHKは8月31日、日本に来ていたマルディニさんに話を聞きました。マルディニさんは「東京オリンピックのために、たくさんの人が頑張っていることを知って、私も出たいと強く思いました」と話しました。
マルディニさんは今年4月から、国連のUNHCRで難民を助ける活動をしています。マルディニさんは「私や難民の人たちが経験したことを、日本の人たちにも知ってほしいです。そして、たくさんの人に難民を助けるために何かしてほしいと思います」と言いました。
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