60年前のドイツの車を新しく電気自動車にする

宮城県岩沼市にあるバスの会社が、故障して乗ることができなくなった昔の車を新しく電気自動車にしました。
この車は、60年前にドイツでつくられた「メッサーシュミットKR200」という車で、2人乗ることができます。バスの会社の社長の祖父が買って、そのあと父親も乗って社長も乗っていました。
しかし、エンジンが古くなって直すことが難しくなりました。このため、車からエンジンとガソリンを入れるタンクを取って、代わりにモーターと電池を付けました。
6日に、新しくなった車をみんなに見せました。昔のままのかわいいデザインの車は、静かに走っていました。1回の充電で100kmぐらい、時速80kmで走ることができます。
社長は「大切にしていた車が、昔のように走ることができるようになってうれしいです」と話していました。
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