家の中の火災警報器「正しく音が出るかチェックして」

火災警報器は、建物の中の煙や熱をセンサーで見つけると、音などを出して火事だと知らせる機械です。この機械を家の中に付けなければならないと法律で決まってから、10年以上になりました。
国民生活センターによると、「音が止まらない」など火災警報器についての相談が今までの5年に141件ありました。インターネットのアンケートでは、「火事になったのに音が出なかった」とか「火事ではないのに音が出た」などと答えた人が13%いました。
総務省消防庁は、去年あった火事の中の91件で、機械から正しく音が出なかったと言っています。電池がなくなったことや、細かいごみが入っていたことなどが原因のようです。
国民生活センターは「火災警報器は10年ぐらいで壊れやすくなります。火事のとき正しく音が出るように、時々チェックをしてください」と話しています。
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