三陸鉄道の運転士になった女性「ふるさとのために働きたい」

三陸鉄道は岩手県の海の近くを走る鉄道で、6年前の東日本大震災のとき大きな被害がありました。
14日、高校1年のときに東日本大震災を経験した女性の運転士が、初めて三陸鉄道の列車を運転しました。この運転士は岩手県宮古市の宇都宮聖花さんです。ふるさとのために働きたいと思って、去年の4月に三陸鉄道の社員になりました。今まで運転の練習をしてきて、この日から宮古駅と久慈駅の間を運転することになりました。
午前9時すぎ、宇都宮さんは宮古駅でベルを鳴らして、出発しました。宇都宮さんは「少しでもふるさとを元気にしたいです」と話していました。
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