大西洋や地中海のクロマグロが少しずつ増えている
日本人は、すしなどで食べるクロマグロがとても好きです。しかし、大西洋や地中海のクロマグロは取りすぎたため、だんだん少なくなっていました。
ヨーロッパの国や日本などが入っているICCATという委員会は、大西洋のクロマグロなどをどのくらい取ってもいいか決めています。ICCATは、取る量を減らしていたため、クロマグロは少しずつ増えていると言っています。世界では今、1年に約2万3000tのクロマグロを取っていますが、2020年には3万6000t取っても大丈夫だと言っています。
日本で食べるクロマグロは今、40%ぐらいを地中海の周りの国などから輸入しています。世界で取ってもいいクロマグロが増えると、日本ではもう少したくさん食べることができるかもしれません。
ICCATは、来月14日に会議を開いて、2020年までに世界の国や地域が取ってもいいクロマグロの量を決めます。
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