NHK Easierイーシア

コロナウイルスが広ひろがった所ところ　会社かいしゃや工場こうじょうなどが30％

2021-04-15 12:00:00 +0900 (JST)

政府せいふは、4月がつ1日ついたちから11日にちまでに、新あたらしいコロナウイルスが大勢おおぜいの人ひとにうつった220件けんについて調しらべました。

会社かいしゃや工場こうじょうなど仕事しごとをする所ところがいちばん多おおい59件けんで、30％ぐらいでした。仕事しごとをする所ところでうつった人ひとは、471人にんでした。15人にんが住すむ会社かいしゃの寮りょうで、11人にんにうつったこともありました。

次つぎに多おおかったのは、食事しょくじをする店みせで41件けんでした。お年寄としよりが生活せいかつする施設しせつは29件けんでした。大学だいがくや高校こうこうの運動部うんどうぶや、カルチャースクールでたくさんの人ひとにうつったこともありました。

政府せいふは、変化へんかしたウイルスが増ふえているので、前まえより多おおくの人ひとに広ひろがることを心配しんぱいしています。

お金かねの問題もんだいで大学だいがくに行いかないことを考かんがえた高校生こうこうせいが50%以上いじょう

2021-04-15 12:00:00 +0900 (JST)

NPOのキッズドアは、生活せいかつのお金かねが足たりなくて困こまっている家庭かていの高校生こうこうせいを助たすけています。去年きょねん、554人にんに奨学金しょうがくきんを渡わたしました。

奨学金しょうがくきんをもらった人ひとにアンケートをした結果けっか、83％は親おやが1人ひとりの家庭かていでした。34％は、新あたらしいコロナウイルスが広ひろがって、親おやの仕事しごとがなくなったり、収入しゅうにゅうがとても少すくなくなったりしていました。

ウイルスの問題もんだいでお金かねが足たりなくなって、入学試験にゅうがくしけんを受うける大学だいがくを少すくなくした人ひとや、塾じゅくに通かようことができなかった人ひとは50％以上いじょういました。大学だいがくに行いくのをやめようと考かんがえた人ひとも50％以上いじょういました。

キッズドアは「ウイルスの問題もんだいで、大学だいがくに行いくのをやめた高校生こうこうせいがいます。社会しゃかいが助たすけなければなりません」と話はなしています。

「変化へんかしたウイルスは今いままでより早はやく病気びょうきがひどくなる」

2021-04-15 17:00:00 +0900 (JST)

日本にっぽんでも「N501Y」という変化へんかをしたコロナウイルスが増ふえています。病院びょういんの医者いしゃの中なかには、変化へんかしたウイルスは今いままでより早はやく病気びょうきがひどくなると言いう人ひともいます。

埼玉県さいたまけんの大学だいがく病院びょういんによると、今いままでは、熱ねつなどが出でてから7日なのかから9日ここのかぐらいで病気びょうきがひどくなっていました。しかし、最近さいきんは4日よっかか5日いつかでひどくなる人ひとがいます。40歳さいから50歳さいぐらいで病気びょうきがない人ひとでも、変化へんかしたウイルスがうつると、肺はいの病気びょうきがひどくなることがあります。このため医者いしゃは、変化へんかしたウイルスかどうかをしっかり調しらべることが必要ひつようだと言いっています。

大学だいがく病院びょういんの岡おか秀昭ひであき教授きょうじゅは「変化へんかしたウイルスはうつりやすいです。出でかける人ひとが多おおいと、東京とうきょうやその周まわりでも変化へんかしたウイルスが必かならず広ひろがるので、危あぶないです」と話はなしています。

ゴルフの試合しあいのあとおじぎ　キャディーをほめる言葉ことばが集あつまる

2021-04-15 17:00:00 +0900 (JST)

アメリカで、ゴルフの大会たいかいの「マスターズ・トーナメント」があって、日本にっぽんの松山まつやま英樹ひでき選手せんしゅが優勝ゆうしょうしました。

優勝ゆうしょうが決きまったあと、松山まつやま選手せんしゅのキャディーの早藤はやふじ将太しょうたさんは帽子ぼうしを取とって、試合しあいをしたゴルフ場じょうにおじぎをしました。キャディーは、試合しあいのとき、道具どうぐを運はこんだり選手せんしゅにアドバイスをしたりする人ひとです。

アメリカの放送局ほうそうきょくがこのときの映像えいぞうをインターネットに出だすと、「すばらしい」などと早藤はやふじさんをほめる言葉ことばが集あつまりました。

オーストラリアのテレビでは「早藤はやふじさんのおじぎは、シンプルで礼儀れいぎを大切たいせつにしていました。大おおきな夢ゆめを本当ほんとうにすることができた松山まつやま選手せんしゅの気持きもちを表あらわしていました」と伝つたえました。

帽子ぼうしを取とっておじぎをするのは、日本にっぽんのスポーツの試合しあいでは珍めずらしいことではありません。このような日本人にっぽんじんの礼儀れいぎに、外国がいこくの人ひとがまた興味きょうみを持もったようです。